妖星乱舞

本作におけるラストバトルで流れるBGMで、敵の形態に合わせて第一楽章~第四楽章まで変化する壮大な楽曲である。

第一楽章~第三楽章がパイプオルガンやコーラス、鐘などの音色を多用し、聖楽のような雰囲気となっているのに対し、 第四楽章でロックへ一転する構成が印象的。

クラシックを融合させたスタイルがプログレ全開と評される所以だろう。

第一楽章 ラストバトル第1段階の、鬼神をモチーフとした顔・長い腕・短い腕との対決時に流れる。

これは魔大陸浮上時に流れる『大破壊』のアレンジとなっており、女声コーラスが使われている。

 

第二楽章 ラストバトル第2段階の、魔神をモチーフとした虎・機械・魔法・殴るとの対決時に流れる曲。

男声コーラスとパイプオルガンが使われている。

 

第三楽章 ラストバトル第3段階の、女神をモチーフとしたまりあ・眠りとの戦闘で流れる。

鐘とパイプオルガンが主旋律である。

 

第四楽章 ファイナルケフカとのバトルで流れる。

ケフカの笑い声が入っているこの楽章はケフカのテーマのアレンジである。 始まりはオープニングのBGMである『予兆』と同様だが、急にテンポが上がり 4拍子・7/8拍子・2/3拍子を組 み合わせた曲調に発展、 更に途中でテンポが急に遅くなり、一転して聖楽のような雰囲気となる。

本曲のファンは海外にも多く、オーケストラによる演奏も多数なされている。 なおGBAのミュージアムでは、第四楽章の予兆の部分を別の曲として分けている。従って、本曲を全五楽章扱いとする見方もあるようだ。